2008-07-19(Sat)

アイデアのつくり方

アイデアのつくり方アイデアのつくり方 10点/100点満点中

帯には、「60分で読めるけれど、一生あなたを離さない本」と書いてあります。そのまま、アイデアのつくり方の手順が載っています。かなり小さくて薄い本ですけれども、実質的な内容はさらにその半分しかありません。残り半分は、この本がどれだけ凄いのかを褒め称えています。

個人的にはこういう宗教的なノリはあまり好まないのですが、冷静になって考えてみると、アイデアの発想の仕方というのは経験から会得したのであって、いきなり本に書いてあるのはなかなか卑怯な感じです。経験浅い人に、この記述で分かれというのも、なかなか辛いんじゃないでしょうか。経験として培ってこそ初めて「そんなの当たり前」になるような事が書かれた本です。

結果的には、この本、5行でいいと思いました。おまけに日本語訳が読みづらくてしょうがない。ある程度、自分なりのアイデア発想の仕方を持っている方が、読み返して自分で納得する使い方がふさわしい一冊。
2008-06-22(Sun)

空の境界 劇場版

■劇場版 空の境界

同名小説の映画化。アニメーション作品です。全七章あり、三章までが同時上映だったので、第三章までを観ました。9時頃から12時過ぎまで、途中に休憩を挟んでの3時間。徹夜明けの眠い目をこすりながら、知人が監督をやっているという事で映画館にまで足を運んだのでした。

劇場版「空の境界」 俯瞰風景 【通常版】▼第一章 「俯瞰風景」 40点/100点満点中
若い女性ばかりが屋上から飛び降りて、謎の死を遂げるという話。その死の謎に迫っていきます。これは人ならざるものの仕業・・・という事で、両儀 式という、ちょっと変わった名前の女の子が解決に乗り出します。最初は水を飲んでいるばかりで何の抑揚もなく、もうダメかと思いましたが、式の左腕に関するシーンから印象深くなっていき、後半の戦闘シーンは絵が凄く綺麗で、動画も滑らか。これはインパクト大。ワクワクしました。戦闘シーンだけでも、見る価値があるのでは?

劇場版「空の境界」 殺人考察(前) 【通常版】▼第二章 「殺人考察(前)」 20点/100点満点中
突然、話が数年前へ。被害者が次々と無残な姿で発見される殺人事件が多発。そこで「自分がやった」と名乗りを上げた少女。それが主人公(といっても、別にいなくてもいい主人公ですが)と式との馴れ初めの話。肝心の内容は何を言っているのか分からず、展開についていけないばかりか、数年前の話をしているだけなので派手なアクション(話の起伏)もなく、眠気を抑えるのでやっと。これを1時間も流されては、観ている方もたまらない。結局、自分の頭の中で補完する他はない第二章。唯一、赤い着物が印象的で、結局、両儀 式とは何者なのか? 一風変わったお嬢様なのか? はたまたサイコスプラッターなのか? よく分からないものでした。「殺人考察(後)」の前に、内容を忘れてしまいそうです。

劇場版「空の境界」 痛覚残留 【通常版】▼第三章「痛覚残留」 65点/100点満点中
幼い頃に痛覚をなくしたはずの少女、浅上藤乃。強姦されたせいで痛みが蘇り、蘇った痛みに悦び、むせび、ついには他人に痛みを強要していく。でも、よく分からない力で凡人を殺しまくり、「今度の相手はやばい。死ぬかも」などと言われても、どれほどやばいのか全く分からない。そりゃ、人殺しなんだからやばいには違いない。

しかしながら、話の流れは分かりやすく、三つの章の中では一番楽しめました。暴走する浅上と両義との一騎打ち。浅上の力は全く分からないけれど、ここで初めて両義の力が「ああ、そういう事か」と分かります。突然パッと出てきた浅上でしたが、前の二章が前座だったのかと思えるほど話の内容がしっかりしている。この話を膨らませて2時間で上映した方が良かったんじゃないだろうか?

そして上映が終わると、無性にハーゲンダッツが食べたくなりました。

総じて「分かる人にだけ分かれば良い」という雰囲気。せめて小説を読んでいけば良かったのですが、どうにも1ページ二段組という小説には慣れておらず、読む気にならない。

一緒に行った友人たちは「凄かったね」と言っていたので、小説を知っている人には、細部にこだわった動きのあるアニメーションは満足できる出来栄えだったのではないでしょうか。小説版の「空の境界」が好きな人にはオススメです。
2008-06-15(Sun)

破天荒遊戯

破天荒遊戯 1 (1) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)破天荒遊戯 65点/100点満点中

いきなり父親に家から放り出された主人公(魔法使いの女の子)。放り出されたって言っても、父親は泣く泣く愛娘を送り出す雰囲気。それにも理由はあるのだけれど、最初のうちは語られない。「世界を知っておいで」と、本当に破天荒な感じで話が進みますが、家族と呼べる仲間ができ、だんだんと欠けていたピースが少しずつはまっていき、主人公の過去や、仲間の過去が少しずつ絡み合って、辛さや悲しさ楽しさを分かち合う成長過程を描いたギャグ要素の強い漫画。

現在10冊刊行。アニメ化もされています。難解な言い方とか、誤字脱字っぽいところが多々で、なかなか読みにくく、最初の方はいまいち掴みづらかったけれど、ギャグのテンポは良いし、続きが気になる構成なので、一気に読んでしまいたくなる漫画。一番初めに仲間になった美青年との、父親の仇を求めて旅をするという話を絡ませつつも、特にギスギスドロドロしておらず(一部あるけど)、シリアスな場面はキッチリと抑えているので、話にメリハリがあります。シリアス展開も強引にギャグに持っていくというのは、一歩間違えば興ざめしてしまうけれど、この漫画のやり方は結構好きになれるはず。

あと、無口で何に対しても興味なさげな美青年が、途中でキャラ変わりすぎです。個人的には、面白いからいいんですけど。完全にギャグキャラになっている。主人公の女の子の性格は違うけれど、ラノベのキーリが似た雰囲気のお話です。

個人的には好奇心を刺激されるような展開が目白押しなので、次の巻が楽しみです。暗い雰囲気を吹き飛ばす、うじうじ悩んだって仕方ないツッコミ系女の子が好きなら、オススメ。
2008-05-16(Fri)

HUNTER×HUNTER

HUNTER×HUNTER NO.25 (25) (ジャンプコミックス)HUNTER×HUNTER 80点/100点満点中

世界を股に掛ける何でも屋、ハンター。ハンターになれば、色々な特典が受けられるという事で、父親を捜すという目標を胸に、主人公のゴンが、そのハンターになるところから始まり、ハンターになった後の父親探しに出て、友と出会い、いろいろな事件に(自分から)巻き込まれていきます。

途中、伏線を散りばめているのは良いけど、回収しきれていないものが多々。あの話はいったいどうなったんだ? というものが多すぎる。シリーズとしてはダメだけれど、一つの話を作っている構成が上手い。動と静の描き分けが上手いから、読んでいて力が入る。物語自体に置いてけぼり感はあるけど、面白い。
2008-05-16(Fri)

ネギま!

魔法先生ネギま! (22) (講談社コミックス―SHONEN MAGAZINE COMICS (3971巻))ネギま! 70点/100点満点中

修行の一環として、魔法の世界から人間世界へやってきて、女子中学校の先生をする事になってしまったネギ。魔法使いだと知られてしまったら、罰を与えられるという事で、正体を隠して生活するはずが、いきなり教え子(といっても年上)にバレてしまい、困った困った。こうなったら手段はただ一つ。魔法使いのパートナー(戦士)として契約(キス)をする事だった・・・と、こんな感じの話だったと思います。

ラブひなは惰性で買っていたのだけれど、今回のも惰性で買っている感が否めない感じになってきました。でもキャラクターが30人以上も出てきているのに、それぞれの描き分けが上手くて魅力がある。キャラクターを描かせたら上手いと、改めて思います。物語は、何だかよく分からない方向へと走っている感は否めませんけれども、魔法物が好きなら、そこそこ楽しめるはず。

ラブコメが好きな方にオススメ。
2008-05-16(Fri)

夜桜四重奏

夜桜四重奏 4 (4) (シリウスコミックス)夜桜四重奏 60点/100点満点中

会社の知人に借りて読みました。主人公の住むその町は、人ではない者たちが集まってくる町。いわゆる妖怪なんですけれども、そんな妖怪たちの悩みや不都合を聞いて、普通の人間との共存を確立させていく主人公たち。ARIAのように日常を描く漫画だけれど、登場人物たちにはちょっと特異な能力がある分、色々な変化やドタバタな展開があります。一巻は良く意味が分からず、面白さのかけらもないと思っていたのだけれど、二巻から格段に面白くなった。なので一巻で意気消沈し、読むのをやめていたら、ちょっと勿体ないと思える漫画です。各キャラクターのバックボーンなんかが、出始めるところから面白さに深みが増していきます。今や次の展開が気になる漫画。ただ、このままダラダラと日常を進んでいくと、面白くなくなりそう。次巻の切り返しが肝心のはず。

ちょっと不思議な町内会・・・の話が好きな方にオススメ。
2008-05-16(Fri)

ARIA

ARIA(12) (BLADE COMICS)ARIA 75点/100点満点中

12巻で終わってしまったシリーズ。ほのぼのとしていて、うるっときたりするところもあり、読んでいて、ほんわか和む。そんな日常を延々と描いている漫画です。ありふれた日常を描く切り口が上手いなあと思ったり、一言一言にセンスを感じたりして。個人的には、ゆったりした時間を描いた日常は大好きなのだけれど、客観的にみるとつまらないと思うところも。絵が好きなら、損はしないはず。

日常に疲れて、ほっと一息つきたい人にオススメ。
2008-05-15(Thu)

しおんの王

しおんの王 7 (7) (アフタヌーンKC)しおんの王 45点/100点満点中

7巻まで発売中。8巻がそろそろ発売される「しおんの王」を、なぜかずっと買い続けています。何が面白いってわけじゃないんですけれども、なぜかふとした時に読みたくなったりして。特に理由もなく、ついつい買っちゃう一冊。事件の真相もちょっぴり気になったりして。サスペンス+将棋ってのが、個人的に良いと感じたのかも知れません。3月のライオンもちょっと気になってたり。まさか自分、将棋好きだったかー。

将棋が好きな方にオススメ。
2008-05-15(Thu)

エヴァンゲリヲン新劇場版:序

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 通常版エヴァンゲリヲン新劇場版:序 90点/100点満点中

4部作で、最後の2部は同時公開となる、その第1作目。テレビが放送されてから、もう10年以上の歳月が流れたわけですけれども、話は色あせません。むしろ新しくなった、エヴァの世界が楽しめる、新劇場版。中でもラミエルの変わりようと言ったら、惚れ惚れしてしまうほど。変わらないものといったら、主人公のジメジメ具合です。そして劇中、最後の台詞には、次回を期待せずにはいられない。特装版の特典ディスクは、個人的にはどうでも良かったかも。

エヴァンゲリオンを知っている人も知らない人も、少しでも興味のある人にはオススメ。
2008-05-15(Thu)

電車男

電車男 スタンダード・エディション電車男 55点/100点満点中

オタクがお嬢様に恋をする。当時としては、結構衝撃的なものだったけれど、テレビや小説、アニメ、映画と色々やってるうちに、冷めていくわけで。映画版の構成としては、登場する人物を絞っていて、見やすいし分かりやすい。見せ方が上手いと思いました。いつの間にか、電車男を応援したりして、主人公としてではなく、観客として、楽しく観る事が出来ました。

純情で不器用な恋が好きな人にオススメ。
2008-05-15(Thu)

七人の侍

七人の侍(2枚組)<普及版>七人の侍 95点/100点満点中

やっと観る事ができました。日本語字幕を表示させないと、何を言ってるのか分からないのには笑ってしまう。でもさすが世界に評されてるだけの事はあるはず。と思いつつ、途中休憩が入りながらのDVD2枚組、207分の見応えは十分。CG技術に頼らない、生の演技も迫力があります。話の内容には少しムラがあるけれど、何度も観たいと思わせる映画。かなり高めな値段なのだけれど、買って良かったと思える一作。モノクロ映像です。

時代劇が好きな方にオススメ。
2008-05-15(Thu)

パニックルーム

パニック・ルームパニックルーム 10点/100点満点中

家に強盗が入ってきたわけだけれども、その強盗と戦う母と娘。構成がダメなら、つじつまあわせもダメ。「どうしてそうなる!」なんて突っ込み入れながら、イライラしつつ観ていた状態。「いや。普通、そんな行動取らないし」なんて思うところから始まり、強盗のくせに妙に人間味溢れるヤツがいたりして、「何で?」みたいな展開がてんこ盛り。折角良い役者そろえてるのに勿体ないと感じてしまいました。
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