2007-11-13(Tue)
ハンニバル・ライジング


ハンニバル・ライジングの前に、ハンニバルを観ました。
上の画像は小説ですが、映画の方です。
ホラーとかサスペンスは苦手なのに、なぜか何度も観てしまう映画のうちのひとつです。
繊細な台詞回し。
心理的な対話。
美しい場面描写。
ハンニバル・レクター博士をはじめとして、映画の細部にいたるまでが丁寧に作りこまれていて、役者の一言一言に深みがある。レクター博士が羊たちを追い込んでいく様は、もはや芸術作品を思わせるほどの映画です。
タメてタメて、「とうとう来るか?!」と思っても、まだ来ない。「次か!」と思わせてもまだまだ。焦らすのが本当に上手い。素人目にも、役者の立ち位置から光と影の演出まで徹底されていると分かる。アンソニー・ホプキンスの演技も秀逸なのです。やってる事はエグいですが。
そんな映画だからこそ、期待が高まるのは当たり前。
そして、舞台はレクター博士の幼少期。ハンニバル・ライジングへ。
いきなりですよ。
いきなり殺すんですよ。
銃を突きつけて脅すんですよ。
何だこれは。
前作までのものが、全て欠けている。
全てが台無し。
自分の知っているハンニバル・レクターは、もっとこう緻密に計算尽くされた過程があるはずなのに!
唖然とさせられた。
思わず叫んでしまった。
こんなの、ハンニバル・レクターじゃないやい!
僕のレクター博士を返せ。
でも、レクター博士の幼さは見せられていると思います。
これを一番先に観るならオススメかも知れませんが、他のシリーズを先に観ていると、残念ながら駄作感は否めません。それでも気になる方、イケメンを見たい方にオススメ。







